ドキュメンテーションアーカイブのみち

事業5

5. 音/身体/メディアをめぐるワークショップ

作曲家、三輪眞弘さんは、現代にあって、音楽を作ったり、演奏したり、聴いたりすることの不思議さをあらためて考え直させるような作品を発表し続けてきました。ワークショップでは、フェローの皆さんが自ら参加して作品を形にするという試みを通じて、現代における音楽/身体/メディアの問題を考え直しました。(プログラム記述に基づく)

活動記録

●事前WS
開催日:2015年10月10日(土)13:00-15:00 @大阪大学豊中キャンパス
講師:三輪眞弘氏(IAMAS)

●練習
2015年10月24日(土)10:00-13:00  Bチーム第1回練習@大阪大学豊中キャンパス
2015年11月7日(土)9:00-12:00  Aチーム第1回練習  @大阪大学中之島センター
2015年11月16日(月)18:30-21:30  Aチーム第2回練習@大阪大学中之島センター
2015年11月22日(日)9:30-12:30  Bチーム第2回練習  @大阪大学中之島センター
2015年11月30日(月)19:00-20:00  Aチーム第3回練習 @大阪大学中之島センター
2015年12月5日(土) 10:00-12:00   Bチーム 第3回練習 @大阪大学会館 21世紀懐徳堂スタジオ

●合同リハーサル「みんなが好きな給食のおまんじゅう」
開催日:2015年12月5日(土) 13:00-17:00 @大阪大学会館 21世紀懐徳堂スタジオ
作:三輪眞弘

●上演会「みんなが好きな給食のおまんじゅうーひとりの傍観者と6人の当番のためのー」
開催日:2015年12月12日(土) 13:00-13:30 上演会
               13:30〜 アフタートーク@大阪大学会館 21世紀懐徳堂スタジオ

○「みんなが好きな給食のおまんじゅうーひとりの傍観者と6人の当番のためのー」
作:三輪眞弘

○アフタートーク
トーカー:三輪眞弘+伊東信宏+芸術祭フェロー
●伊東×三輪+フロア・トーク
●受講生と記録映像を囲んでのトーク


デザイン:古川友紀

●事業8で事業5を記録してみる〜途上の議論と顛末〜

●私の視点

思い出の品:「使い込んだ指示書のコピー」
それにまつわる思い出:練習を始めた頃は、手に持ちながらでした。ミスして立ち止まっては、皆でこうなって、ああなって、今はどこ?なんてことを何度もやりました。ある法則を呑み込めたリハーサルの頃からは、側に置かなくてもよくなりました。

お気に入りの写真:
「大垣トリエンナーレ出番前」
それぞれの生活の場所から大垣に集合。
代理で急遽出演になった者、電車に乗り間違え、琵琶湖周遊になりかけた者、直前まで喜八洲ね酒饅頭にするかシャトレーゼの10円饅頭にするか悩んだこと、大学のリハーサルではミス連発だったこと、本番の日からは誰も間違わずになったこと……いろんなこれまでをお饅頭に乗せ、本番に向かいます。

今見えている風景:
今は、おもしろかった、とか、楽曲の一部になれた満足感とかを覚えている。また、やってみたいと思う。その時はどんな場所が合うのかな、どんな衣装がいいかな、と想像している。
ただ、今度やる時は、移動歩数、立ち居振る舞いももっと縛りをかけてやってみたい。そしたら、もっと高揚したり満足したりを味わえるのかもしれない。

日笠 弓(演じた役割 :当番)